排泄援助技術

自分の足でトイレに行って排泄をするのが、患者さんにとっては一番望ましい事ですが、
疾患によって排泄が自立できなくなったり、又は、オペ後の安静で、排泄行動が制限される場合もあります。
そのような患者さんに対して、排泄の援助をするのはとても重要な事です。
排泄の援助には、尿器や便器、オムツを用いて行ないます。
そして、できるだけ自立できるようにする事を意識しながら援助しています。
排泄援助をする時には、尿意や便意、排泄時の衣類の脱着、後始末などをアセスメントしています。

 

日頃トイレで排泄をしている方にとっては、ベッドの上で尿器や便器を使って排泄をする事が、
とても難しいものです。
それに、排泄する時の音や匂いなど、周りの患者さんが気になるといった羞恥心もあります。
それに、トイレでの排泄と違い、ベッドの上では腹圧がかかりにくいので、気張る事ができません。
だから、できるだけ患者さんがゆったりとリラックスした状態で排泄する事ができるように、
できる限りの配慮をしています。(^^)

 

入院して寝たきりになってしまうと、筋肉が衰えてしまう事もあり、便秘になりがちです。
便秘の患者さんに対しては、出来る限り自然な排便を促すように、水分を摂取したり、食物繊維が多い食事に変えたり、
腹部のマッサージを行なうなど、いろいろな方法を取っています。
なかなか便意をもよおさない場合には、腸の疾患を引き起こしてしまう可能性がありますから、浣腸や下剤を使う事もあります。
さらに、尿や便を失禁して皮膚に排泄物が付着する事で、皮膚疾患を起こす場合もあります。
そのようなトラブルを防ぐ為に、排泄の状態を良く観察して、排泄後のケアもしっかりと行なっています。(*^ ^*)